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念願だった十愛療育会後援会をやっと発足させていただくことが出来ました。
5年前青葉区に「地域療育センターあおば」を開所するまで19年間、横浜療育医療センターのみの一法人一施設で進んできた当法人はこれまで後援会を持たないできました。昨年3つめの重度身体障害者施設「たっちほどがや」を開所し法人の事業も広く大きくなってきました。経営的な課題も出てきました。
後援会は法人への経済的援助が第一ですが、広報活動でもあります。加えて法人の活動を支援する後援会があることはメンバーの方たち、家族、職員にとって何よりの励みになります。是非ほしいと考えました。
会長には元宮城県知事、現慶応義塾大学教授浅野史郎氏にお願いできたらと思いました。浅野氏はかって厚生省の障害福祉課長時代、全国で初めての重症心身障害児者通所施設「朋」を認め、後に重症心身障害児通園モデル事業を生み出し通園事業を制度化してくださった方です。氏は折に触れ自分の福祉の原点は「重症心身障害児者」だと話されてもいます。
浅野氏は2年前成人T細胞白血病と診断され、この大変な病と闘い、見事にこの春社会復帰、現在慶応義塾大学での授業を再開、命があるということは生き生き生きる生活の中にあってこそだと話されています。まさに当法人の考え方、進むべき道を考えると浅野氏以外は考えられないと思ったのです。
しかし余りに著名な方です。お願いすることに躊躇がありましたが勇気を出しての私たちのお願いに快く応えてくださいました。心から感謝いたしました。
法人と後援会と、これからは重い障害の人たちのため、みんなで「生まれてよかった」といえる社会を目指して腕を組んで歩いていけたらと願っています。
平成23年9月 理事長 日浦美智江 |